ワイン
- 2019年2月1日から15%の関税が0%になり安くなります。
麦芽
- ビール・ウイスキー・水飴の材料。
- 無税枠(今までのEUからの輸入の4分の3)が設けられた。
豚肉
- 今までは豚肉は特殊な計算方法で輸入されていた。
- 豚肉の安い部位と高い部位併せて平均で1キロ当たり524円付近で輸入されていた。
- 重量税が2019年から482円/kgだったのが、125円/kgに大きく下がる。
-従価税は段階的に10年目に関税撤廃
-発効前:4.3%
-1年目:2.2%
-10年目:0%
-従量税は段階的に10年目まで関税削減
-発効前:482(361)円/kg
-2019年~2023年:125(93.75)円/kg
-5年目:70(52.5)円/kg
-10年目:50(37.5)円/kg
- 2019年から10年間かけて豚肉の安い部位の価格は大きく下がるかも。
牛肉
- ヨーロッパ産の牛肉自体の輸入は少ない。
- 今までは38.5%の関税がかかっていた。
- 2019年2月1日からは27.5%に下がる。15年後関税は9%に。
バターなど乳製品
- バターの価格はそれほど下がらないと考えられる。
- バターは重量税が10年間かけて1キロ290円から無しになるが35%の関税あり。
- 脱脂粉乳とバター等を合わせて1.3万トンの輸入枠が設けられる。
チーズ
- 15年間かけて少しづつ安くなる。
- クリーム、モッツァレラ、カマンベールチーズなどの関税が約30%から15年後0%に下がる。
- 良く売られているプロセスチーズの関税40%は15年後0%に。
アイスクリーム
- 割と早い段階で少し安くなる
- 5年後21%~29.8%あった関税は3分の1へ。
- 氷菓の約30%~26%の関税は10年後ゼロへ。
無糖ココア調製品
- 国産ココアと混ぜると無関税?国産:輸入=1:2.6
ソーセージなど豚肉調製品
ハム、ベーコンなど豚肉調製品
- 安いものは少し安くなる。
- 豚肉と関税方式が似ている。2019年2月1日から差額関税が半分に。
日EU- EPAにおける農林水産物の交渉結果概要(EUからの輸入)
http://www.maff.go.jp/j/kokusai/renkei/fta_kanren/f_eu/